キヤノン新製品!小型業務用HDビデオカメラ「XA30」「XA35」が2015年12月上旬に発売されます。
2013年6月に発売されて以来、大好評を博しているXA20/XA25の後継機種として位置づけられているXA30/XA35(XA30とXA35の違い…XA30:SDI端子無し XA35:SDI端子有り)。従来機種XA20/XA25との大きな違いは以下の2点です。
CMOSセンサーが新しくなりました
集光効率を高めたキヤノンの新開発CMOSセンサー「HD CMOS PRO」を搭載。従来機種に比べ低照度下のS/N比が3dB向上、約40%のノイズ低減を実現!この高感度のCMOSセンサーと、高倍率の光学20倍ズームレンズ、映像処理プラットフォーム「DIGIC DV 4」を組み合わせることで、低照度の撮影シーンでもノイズの少ない滑らかな高画質映像を撮影できます。
新記録モード「高輝度優先」「Wide DR」を搭載
「高輝度優先」は、これまで圧縮され表現できなかった、青空や雲の立体感、水の透明感、金属の光沢感など中高輝度領域の階調性、色再現性、鮮鋭感を向上させ、目で見たような映像表現が可能です。「Wide DR」は、同社CINEMA EOS SYSTEMの技術を生かし、ダイナミックレンジを従来機種の300%から600%に拡大、明暗差が激しく白とびが発生しがちな撮影現場でも、白とびを抑えながら色彩の階調性が滑らかな映像を撮影できます。
筐体はXA20、XA25と同じ形状となっており、バッテリーやその他の周辺アクセサリもXA20/XA25のものを使えるのもうれしいポイントですね。
XA30/XA35は、11月18日~20日に千葉・幕張メッセで開催される国際放送機器展「Inter BEE 2015」のキヤノンブースでも展示される予定です。システムファイブでも12月上旬にお披露目セミナーを開催予定ですのでどうぞご期待下さい!
XA35/XA30の主な機能
- 有効画素約291万、1/2.84 型新開発「HD CMOS PRO」センサーは、従来機種に比べ低照度下のS/N 比が3dB 向上し、約40%のノイズ低減を実現
- 新記録モード「高輝度優先」を搭載。従来機種では表現できなかった、青空や雲の立体感、水の透明感、金属の光沢感など中高輝度領域の階調性、色再現性、鮮鋭感を向上。日中の屋外や夜景などの撮影に有効
*モニターを明るめに設定することで、自然かつ高精細な表示が得られます。 - 新記録モード「Wide DR」を搭載。ダイナミックレンジを従来機種の300%から600%に拡大。白とびを抑えながら色彩の階調性が豊かな撮影が可能
- 従来比約1.4 倍の明るさで撮影可能な赤外撮影
*別売のハンドルユニットHDU-1 が必要です。 - 0.4 倍から最大1,200 倍速の「スロー&ファストモーション」を搭載
- 光学20 倍ズームレンズ、5 軸方向のブレに対応した手ブレ補正機構、AVCHD とMP4 の同時記録、無線ネットワーク機能など、前記種での機能を継承
- 4K動画記録には高速記録メディア CFast 2.0 カードを採用
- HD/SD-SDI 端子を搭載
*XA35のみ